Self-Reorganization〜自己をリハビリテーションする〜

理学療法士として働く中での臨床から生まれる思考や学んだことのまとめなど。自身を常に組織化していけるように。

さよなら装具

今週で術後9週間、ついに装具外れました。水曜日からは装具なしで仕事しています(なんだかんだ仕事再開して7週間です笑)。 おぼつかない足取りで、跛行もまだまた出ていますが、とりあえずは進歩です。酷使しすぎて途中2回も修理していただいた装具ともこれでお別れです。

足の方はだんだん可動域が拡大してきて、筋力もついてはきましたが、やはりというか全然うまく使えません。身体を支えること、支えた身体を動かすことがこんなに難しいことなのかというのを肌で感じています。

思い返せば、術後初めて地に足を着けた時、初めて歩いた時、初めて片脚で立った時の怖さというか恐ろしさは今までに感じたことのないものでした。当事者しか感じられないこの感覚は、おそらく他者となかなか共有できないもので、この時の言葉一つでものすごく心が痛むということも同時に学びました。

今回の怪我はなんだかんだほんとに凹みましたが、その中で得られることはとても多くて、また一側面ではありますが当事者しか得られない経験をできていると思います。

まだまだ完治ではありませんが、ぼちぼち頑張りつつ、しっかりと臨床もさらに頑張っていこうと思う今日この頃ですー。